
2010年8月28日(土)・29日(日)の2日間にわたり、静岡県 牧の原市の相良シーサイドパークにて『WINDBLOW 10』が開催された。2003年からスタートし今年で8年目を迎えるこの音楽イベントは、近年野外イベントの多くが複数のステージを同時進行で行っている中、ライヴセット設営の合間にDJがプレイする時間を設けるほかは、基本的に一つのステージで行っている。
1日目に出演したのは、ほまれ、The Tchiky's、Ucoca、YOSSY LITTLENOISE WEAVER、児玉奈央、BEGIN、東田トモヒロといったラインナップ。BEGINが「涙そうそう」の演奏中にちょうど空に一番星が浮かぶという歌詞とリンクした奇跡もあり、この日の会場には終始温かな空気が流れた。
2日目はsuzumoku、PAPA U-Gee、(仮)ALBATRUS、Spinna B-ILL、Keisonらが出演、トリのblues.the-butcher-590213 with ムッシュかまやつ+Leyonaのパフォーマンスで会場の熱気は最高潮に達し、ベテランプレイヤーが奏でる力強いブルースに子供から大人まで体を揺らした。
ラストの曲が終わり、客席からのアンコールもむなしくあっさり片付けが始まりステージは終了かと思われた所へSpinna B-ILLが登場。PAPA U-Gee、元晴、三宅洋平、Keison、児玉奈央、ラティール、Leyona、東田トモヒロなど続々と出演者がステージに集まり、セッションを繰り広げた。
個々のステージで完成度の高いステージを見せた彼らが最後に見せてくれたのは、パフォーマンスとしてのクオリティ云々ではなく、『WINDBLOW 10』が彼らの、また私たちの“お祭”であるということ。盛り上がるステージにつられてオーディエンスも踊る。夏の終わりの音まつり『WINDBLOW』が今年も無事終了した。
一つのステージに集中することで、その場にいる人たちが同じ場所を共有し、同じものを見て、同じ方向を向く。極めてオーソドックスなスタイルだが、すぐ目の前に海が見える恵まれた環境、そしてアーティスト、オーディエンスの一人一人が生み出す一体感や心地よさは、強く心に残った。
【TIME TABLE】
08/28(sat)
12:00〜 ほまれ〜Ucoca
13:35〜 The Tchiky's
14:50〜 YOSSY LITTLENOISE WEAVER
16:25〜 児玉 奈央
17:45〜 BEGIN
19:10〜 東田トモヒロ
20:00 終了予定
08/29(sun)
12:00〜 suzumoku
13:05〜 PAPA U-Gee
14:20〜 (仮)ALBATRUS
15:35〜 Spinna B-ILL
17:10〜 Keison
18:35〜 blues.the-butcher-590213 with ムッシュかまやつ+Leyona
20:05 終了予定
今夏各地のイベントやフェスに出演していたblues.the-butcher-590213 with ムッシュかまやつ+Leyonaが今年のトリ。
ブルースというと、少し敷居が高いというか、難しい音楽のようなイメージが無きにしも非ずでしたが、ジャンルとか関係なく、もう単純に、圧倒的ににかっこいいわけです。
ムッシュかまやつ、永井ホトケ隆、沼澤尚、中条卓、KOTEZといったベテランミュージシャンの演奏に、ただ踊らされてしまい、4つ打ちだけがダンスミュージックではないのだということを思い知らされるステージでした。
後半Leyonaが登場してからはステージ、客席共にさらにヒートアップ。息のあったパフォーマンスを観せてくれました。
夕方、熱い日差しが残る中涼しい風が吹いてきたころに登場、弾き語りで演奏をスタートしたKeison。脱力系のトークを交えながら共演者を紹介、追加していき最終的にはバンド形態での演奏。
はじめは座って聴いていたオーディエンスも、独特のリズムが体になじんできたころにひとり、ふたり立ち上がるとみんな立ち上がって体を揺らした。スケートボードに弦を張ったオリジナルの楽器?もかっこよかった!
WIND BLOWレギュラー出演者だけあってみんな楽しみ方は心得ている様子で、Spinna B-ILLが「move your body」なんていう前から、体を揺らすオーディエンス。
中盤に聴かせてくれた代表曲「ライオンの子」はニューバージョン、しかもWINDBLOWスペシャルで、「Get Up Stand Up」の混ぜ込みも心地よく、この日の暑さが逆に気持ちよく感じるほどの空間をつくった。
そして、「相良で音を出すことを絶対にやめたくなかった」という言葉が印象に残った。
新作アルバムにも参加している椎野恭一(Dr.)、伊賀航(Bass)らをバンドに迎え、ハナレグミの永積タカシが書き下ろした話題曲「SPARK」をはじめ新作に収録されている楽曲も多く演奏。
真夏の太陽の下、心地よく響く彼女の歌声は清涼剤のように私たちのこころをさらさらにしてくれました。
「o-o-h child」の演奏前に客席からの「(アルバムを)買ったー!」という声に(かなり元気な声だったので)おどろきながらも「ありがとう」とこたえる姿や、演奏中の仕草がかわいらしく、客席のところどころから「かわいいなー」というつぶやきが。
最後に「このステージに立ててとってもしあわせだったです」と言って、人気曲「MAKER」で締めくくっていました。
「恋しくて」からスタートしたBEGIN。切ないメロディと歌詞でオーディエンスを一気にひきつけ、続けて「ハイサイ California」「竹富島で会いましょう」で会場をあたためた。
「オジー自慢のオリオンビール」では客席にエアジョッキを持たせ乾杯させるコール&レスポンス。新曲「パーマ屋ゆんた」をしっとり聴かせ、「島人ぬ宝」「かりゆしの夜」で完璧に客席とステージはひとつに。
新旧織り交ぜた楽曲でオーディエンスを楽しませた彼ら、最後の曲「涙そうそう」の演奏中、空に一番星が浮かぶという奇跡もあり、最高のステージとなった。
途中元気な若者がステージに上ってましたが肩を組んで1曲歌いきる温かさも好印象。アゲるところはアゲて聴かせるところは聴かせる全体の展開の巧さもさすがベテランのライヴバンドといった感じ。
初日のトリは東田トモヒロ。キーボード(sumilady from KINGDOM☆AFROCKS)を迎えたバンドセットが夜っぽい音(キーボードとギターがファンクっぽい要素を注入していたのでしょうか?)を奏でており、特に「Stay Gold」「アゲハ」あたり暮れゆく空とばっちりハマってました。
人気曲「Life Music」ではオーディエンスがフックを大合唱。ロック要素の強いイメージのこの曲もブルージーでジャジーなアレンジが大人な感じ。
特に客席を煽るパフォーマンスをするタイプのアーティストではないけれど、彼が歌うことによって生み出される空間の中にいると感じる高揚感、これが彼の人気を支える一番の理由であり、才能であると思う。ポジティヴなメッセージが込められた歌詞が直に伝わってくる良いライヴだった。
01. 「ハレルヤ」
02. 「Stay Gold」
03. 「アゲハ」
04. 「Good Future」
05. 「流れ歌」
06. 「この世で一番好きな歌」
07. 「HERO」
08. 「Life Music」
encore01. 「War is not the answer」
encore02. 「ジャマイカ」
ライヴと同時進行でブッチャーさんがステージのアーティストを描いています。
彼はライヴ会場でアーティストの演奏を聴きながら、感じたものをスケッチングするライヴペインティングのアーティスト。
描かれた絵は会場に展示されています。
食べ物は、カキ氷、カレー、タコスといった定番メニューから、富士宮焼きそば、きゅうりの一本漬け、マッフェなど食欲をそそるものばかりで、1日2日では食べきれないほど種類豊富。聞いてみるとほぼ開催地である静岡にあるお店が多いらしく、1日滞在を延ばして食べ歩きしたいと思ったくらいみんなおいしそうでした。
また、食器類は使い捨てではなく、洗ってくれる人のところへ直接持っていくシステム。このシステムにしてから、食べ残しが少ないんだそう。コップも200円を渡して借りて、1日それを使って返却時にお金が返ってくるデポジット制です。また、食べ物のほかにもアパレルやアーティストグッズの販売なども。




































































