『WINDBLOW '09』 (静岡)
2009.08.29(土) - 2009.08.30(日) 【会場】 Sagara Seaside Park
「“居心地のいい”フェスである」という話をよく聞く『WINDBLOW』ってどんなイベントなんだろう…というわけで主催の人に時間を作ってもらい、会ってきた。 音と海と風、太陽、人。そこにある全ての要素が『WINDBLOW』をつくる。主催者側の言葉を借りれば、このイベントは8月29日と8月30日に開催される“相良の夏の終わりの音まつり”である。 出演アーティストについては「出会い」、ただ出会った順番ですよ、選択基準なんかない、とおっしゃっていたけれど、毎年“らしい”ブレのないラインナップで あるところをみても、来場者やスタッフで参加している人々と同じく、アーティストも『WINDBLOW』の賛同者なのだろう。
とにかく行けば『WINDBLOW』をつくる全ての要素が受け入れてくれるのと同時に、自分もその要素となり、『WINDBLOW』の景色のひとつになれる。だから居心地がよいのではないだろうか。 聞いてきた話の一部を下記に記したので、読んで欲しい。
● 居心地の良さが評判になっていますが…
町とか開場の雰囲気が居心地がいいんじゃないかな。 (会場に使用している)公園も小ぢんまりした公園で、ステージが最初からあるところなんだけど、コンクリの階段が4、5段あって、そのあと急なスロープがあって、すり鉢状になっててライヴが観やすいっていうのと、その会場自体も漁港の目の前で、相良サンビーチっていうメインのビーチのまとなりなのね、で、景色も丘からみんなみえるし、全体の景色のいっこになってるから…そのままホントに海がばーっと見えてるし、伊豆半島そのままみえてたりとか、富士山もここらへんにみえてたりとか…(と、机の上に地図を置いて説明してくれました)
居心地がいいっていうのはそういうことだと思うんだけどなぁ。 あとはねぇ、全体的な流れがそういう雰囲気をかもしだしているならうれしいけど。
● WINDBLOWというフェス/地域との関係/お客さん
相良の夏の終わりの音まつりになれればいいなと。 より相良というまち発信でなんかやりたいし、自然対応力回復につながることを盛り込んでいきたいし、っていう土着なことを考えていると、フェスっていうくくりに置かれるよりは相良の花火大会とか盆踊りと並列に置かれたいっていう感じなんですよ。
牧之原市は日本一のお茶の産地なんだけど、そのお茶とか、地元で採れた食材だけで作ったものを使ったブースがあったり…。チケット(の流通)は、最初からつきあってもらっているところ、紹介してもらったり、自分でまわったところが中心で、(プレイガイドではなく)半数はそっちから売れていくから、それでやっぱり同じ方向を見ている人が集まってくれるのかなぁ。ケンカもないし、基本的に“海”の人が多いし、平和な時間がながれますねぇ。
(お客さんは)静岡県内も端端からくるし、東京、横浜はもちろん、関西多い、名古屋、豊橋はむちゃくちゃ多い。新潟、長野、石川、四国、九州もいるし…去年北海道もいたな。統計は出てないんですよ。どこから来ましたかっていうのを毎年やろうと思いながら、いつもイベントが始まるとわすれちゃう。
● ビーチクリーンや環境への取り組み
大阪・東京の都会住まいだったんだけど、海と…相良とか御前崎と出会って通うようになって、いい場所にそれを聴きたい人が集まっていい景色のところでやれればと思うようになり…。 海沿いでやらしてもらうからには、人様のところにお邪魔しているからには、使わせてもらったところは片付けて帰ろう、というのが会場清掃、ビーチクリーンのはじまりだったり。 やっぱりイベントやるにも時代的にムダなものをいっぱいつくるのではなく、「もったいない」という精神は真ん中におくように…ってやってくとおのずと地球の環境だとかにつながることにもなるのかな
基本的には手遅れというか、異常気象というよりは人災気象で土砂崩れだ集中豪雨だとかすでに来ているし、今起こっていることに対してどう対応するかとか…俺たちの自然対応力回復イベントだってこれから言って行こうと思ってます。動物力っていってもいいと思うけど。
● 音楽、出演アーティスト
当然日本全国のミュージシャンを網羅しているわけじゃないし、ただ出会って、聴かしてもらって、「あっ」って思ったらだよねぇ。
● 『WINDBLOW』からのコメント
夏休みの最後に、エンドレスサマーを感じに来てくれれば…。 音と海と風、太陽で戯れよう、炎天下であろうが雨が降ろうが、危険じゃない限り、みなさんをお迎えします。
まとめ
人や自然、音楽との関わり方がシンプルというか、『WINDBLOW』のやっていることが、すべてにおいて「真っ当」であることがわかった。
あえてオフィシャルのWEBサイトには書いていないが、お皿やコップは使った人が洗い場に返しに行って、洗い場でキレイになったお皿を、出店しているお店の人がまた取りに行って使う。食器類はもちろん、ステージのパンチカーペットやもらってきた間伐材も保管して毎年使う。
イベントのチケットを取り扱っている飲食店やサーフショップ、雑貨屋などのお店にはフライヤーが出来たとき、チケットが出来たときなど、一軒一軒まわって渡しに行く。コストや労力を優先にしたらしないであろう「真っ当」を自然に実践されていたことに驚いた。
「居心地がいい」という評判を聞きながらも、その「居心地」の良さって、サーフィンやってる人とか仲間意識を感じられるような背景を持っている人たちが感じられるもので、(自分のような)都会育ちのモヤシっ子は逆に居心地が悪いのでは?という意識があったので、今まで行きたいと思いつつもずっと行けずにいたフェスだったけれど、今年は行きます。
★ 『WINDBLOW』のブログ
(先日静岡地震がありましたが、今回お話をうかがった田中さんがでそのことについて触れています)
Caravan、Leyona、Spinna B-ILL、PAPA U-Gee、三宅洋平(犬式)、Keison、東田トモヒロ、Likkle Mai、BE THE VOICE、BLACK BOTTOM BRASS BAND、他 「WINDBLOW」参加アーティストが「WINDBLOW」にむけて書き下ろした楽曲を収録。
普段見られないアーティストコラボレーションや静岡の岬の先の民家での録音など、サウンドプロデューサーTOMOHIKO a.k.a.HEAVYLOOPER (ex.SUPER BUTTER DOG) の奇抜なアイディアが数々のミラクルをおこす。
静岡は相良という町でステージも客席も一つになるイベント、音楽ジャンルは様々だがみんながこの地球、自然に、人に、出会いに、同じ方向をみている「WINDBLOW」がそのまま表現されたアルバム。
アーティスト : V.A.
タイトル : WINDBLOW
発売日 : 7月24日
品番 : XQWB-001
仕様 / ジャンル : CD / J-POP
定価 : ¥2,500(税抜価格¥2,381)
JANコード : 4518575 732609
収録曲 : 全9曲
01. Dancin' in the WINDBLOW / 東田トモヒロ
02. あの場所で逢おう / Likkle Mai
03. Wind Blow / Caravan
04. the message / BE THE VOICE
05. ヤバンギャルド / HEAVYLOOPER
06. WHO’S DA FUNKIEST / BLACK BOTTOM BRASS BAND×Spinna B-ILL×竹内朋康×HEAVYLOOPER
07. Wind Blow / Leyona
08. SPACE SURF / つちのこEXPLOSION(Keison、三宅洋平(犬式)、Pすけ、HIROKING、HEAVYLOOPER)
09. WINDBLOW / つちのこEXPLOSION(PAPA U-Gee、Keison、三宅洋平(犬式)、Pすけ、HIROKING、HEAVYLOOPER)
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