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二階堂和美/二階堂和美のアルバム
二階堂和美/二階堂和美のアルバム 二階堂和美/二階堂和美のアルバム 二階堂和美/二階堂和美のアルバム 二階堂和美/二階堂和美のアルバム 二階堂和美/二階堂和美のアルバム
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二階堂和美/二階堂和美のアルバム


01. レールのその向こう(arranged by 渋谷毅) 試聴
02. なみだの色(arranged by RUBYORLA) 試聴
03. あの子のあの頃(arranged by speedometer) 試聴
04. 今日を問う Part2(arranged by 渋谷毅 & Anticipation Illicit Tsuboi) 試聴
05. アイレ可愛いや(arranged by イルリメ) 試聴
06. いてもたってもいられないわ(arranged by 渋谷毅 & SAKEROCK) 試聴
07. long torch song 試聴
08. Lovers Rock(arranged by SAKEROCK) 試聴
09. 絵空葉書(arranged by テニスコーツ) 試聴
10. 虚離より(arranged by rei harakami_2006) 試聴
11. Temperature of Windowside(arranged by mama!milk) 試聴
12. カーテンコール 試聴
13. 日向月(arranged by 赤犬) 試聴
INTERVIEW
宅録音源をもとに作られた前作『また おとしましたよ』から3年。二階堂和美の最新作『二階堂和美のアルバム』は、詞を手がけたイルリメと2人で熟成させた楽曲を、rei harakami、渋谷毅、RUBYORLA、speedometer、SAKEROCK、赤犬、mama!milk、テニスコーツといった錚々たるアーティストがアレンジするというこれまでにないものとなった。

「前作をリリースしてからずっと、新曲を作り込むというか熟成させるっていうか、まずライヴで披露していたんですよ。歌っていく中でイルリメ君に歌詞を書き換えてもらったり、曲の構成を相談したりしていたんですけど、彼らにアレンジをお願いしようって決めたのはレコーディングの半年前くらいです。皆さんよく知ってるし、信頼してる方々なので安心でした。で、頼んだらそれ以上のモノが帰ってきた」

この『二階堂和美のアルバム』は、おそらく本人もこれまで気づかなかったであろうヴォーカリストとしての魅力が開花した作品に仕上がっている。これまで、どちらかというと楽曲もサウンドも1人で制作することが多かった彼女。誰かに自分の曲を託したい、そう思ったきっかけにこそ、傑作が誕生した理由がある。

「演奏を私のギター弾き語りだけに留めるのではなくて、もっとしっかりと演奏をしてもらいたかったんです。昔の歌謡曲って、作詞と作曲と編曲と歌う人が完全に分かれていたじゃないですか。それぞれ自分の領域で存分に力を発揮して、素晴らしい曲が生まれていた。そのスタイルの良さに思いを馳せていたのがちょうど3年くらい前だったんですよね。イルリメ君と出会ったのもその頃で、彼の曲をカヴァーしたりしているうちに私の曲をお願いしたくなったんです。……カヴァーって、自分の曲とは違う何かを出せるんですよね。開き直りっていうか、無責任なのかもしれないけど(笑)。そういう、自分の作品とは違う力を出してみたくって」

広島、大阪、京都とそれぞれ離れたところに住んでいるため、音源のやり取りなどは主にメールで行われたという。アーティストとの意思疎通はうまくいったのだろうか。

「逆に、直接会わないからできた部分も多分あると思う。うだうだしないっていうか(笑)。あと、あんまり注文したりしなかったんですよ。SAKEROCKの「Lovers Rock」は松田聖子の『スイートメモリーズ』で、とか(笑)、赤犬さんにお願いした「日向月」は昔のアルバムにギター弾き語りヴァージョンが収録されているので違いを出してください、とか。でもそれくらいですよ。あとは自由に作ってもらいました。……レコーディングは東京でイリシット・ツボイさんにお願いして。ツボイさんのように、録りの段階で絶対的に信頼している人がいるとジャッジが早いんです。どっちのテイクがいいか分からなくなってしまった時に、自信を持って「こっちだよ」って言ってくれる人がいると、レコーディングってこんなにスムーズなんだあって実感しました。打ち込みの曲はほとんど完成したオケがあって、私のヴォーカルはほぼ一発録りに近いですし。本当に、皆さんのアレンジのおかげです!」

敢えて全てを人にあずけて、歌に徹したこのアルバムを生み出したからこそ、これから向かう方向が改めて見えてきたのかもしれない。完成させた今の気持ちを聞くと、こんな答えが飛び出した。

「ずっとやりたかったけどやらないで来たことが、今回すごく一生懸命やってできた、っていう自信というか自負というか、達成感あるんですよね。なので、また違うことをやりたいと思っています。勿論、今回のように誰かの曲を歌うっていうのも平行してやっていきたいんですけど。……実は私、紅白に出るのが夢なんですよ! どうやったら出れるんですかね(笑)? 私、いま実家で家族と住んでいるので、私が活躍しているところを見てもらうには紅白が一番だと思うんですよ。歌手をやっているっていっても説得力がなくて(笑)、フジロック出るとか言ってもダメなんですよね(笑)」

彼女はそう言って、満面の笑みを見せてくれた。これからも、彼女はその細い体から生み出される大きなパワーで、聴くものを包み込んでくれるやさしい歌を歌い続けてくれるだろう。
(インタビュー・文/荒田 静)
INFORMATION
『二階堂和美のアルバム』発売記念アコースティックツアー
8月 8日(火) 梅田シャングリラ
8月 12日(土) 尾道向島洋ランセンター
8月 27日(日)
岡山鷲羽山ハイランド
『二階堂和美のアルバム発売記念ライブ』
9月 14日(木) 渋谷クラブクアトロ
9月 17日(日) 梅田シャングリラ
二階堂和美オフィシャル・サイトhttp://www.nikaidokazumi.net/
レーベル・アーティスト・ページhttp://www.bls-act.co.jp/artist/nikaido_kazumi.php
『二階堂和美のアルバム』
リリース日:2006/08/04
収録曲数:13曲
セット枚数:1枚
アルバム
P-VINE RECORDS
一曲DL価格:200円(税込)
一括DL価格:2000円(税込)
詳細ページ
PROFILE
広島県出身。感情豊かなヴォーカル、シンプルかつ胸を打つメロディで独自の世界観をもつ彼女は90年代からギター弾き語りで音楽活動を開始。イルリメ、渋谷毅、SAKEROCK、赤犬、テニスコーツ、mama!milk、speedometer、内橋和久(アルタード・ステイツ)、千野秀一、山口とも、イトケン、ECD、半野田拓、トクマルシューゴなどジャンルを超え様々なアーティストとコラボレートしている。98年に『にかたま』(廃盤)でデビュー、その後も驚くほど清楚な歌声を聴かせるミニ・アルバム『たねT』(01年)、数年にわたって制作された宅録音源をまとめた傑作アルバム『また おとしましたよ』(03年)を発表。近年は海外での活動も活発化しており、03年に盟友フィル・イルヴラム(マウント・イアリ)と初のアメリカ・ツアーを敢行、その模様は初めて彼女の歌に触れた現地のオーディエンスの熱狂ぶりも収めたDVD/2CDの3枚組ボックス・セット『US Tour 2003』(05年)で見ることができる。また04年秋にはベルギーに渡り現地のアーティストとコラボレートしているほか、06年には初のイギリス/スコットランド・ツアーも行っている。


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