リリース日:2005/11/11
収録曲数:12曲
セット枚数:1枚
アルバム
Warner Bros.



01. Hung Up 試聴
02. Get Together 試聴
03. Sorry 試聴
04. Future Lovers 試聴
05. I Love New York 試聴
06. Let It Will Be 試聴
07. Forbidden Love 試聴
08. Jump 試聴
09. How High 試聴
10. Isaac 試聴
11. Push 試聴
12. Like It Or Not 試聴


― まず、ニュー・アルバム『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』のコンセプトを教えてください。
 「グッド・ミュージックをストレートに楽しむこと、それがコンセプトね。聴いてる人たちをイスから飛び上がらせるようなダンス・アルバムにしたかった。私にとって音楽もダンスも最終的には同じものなのよ、両方喜びを表現できるものだから。でも、単なるディスコ・チックな作品にはしたくなかった。それがこのタイトル『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』の意図するところね。もちろんダンス・アルバムといってもただ楽しむだけの表面的な内容ではなくて、ちゃんと意味の深い作品に仕上げてもいるわ」

― 本作は全曲がノン・ストップで繋がっていますね。あなたのキャリアにおいて初の試みだと思いますが、この構成にした理由は?
 「それは共同プロデューサー、スチュアート・プライス(DJジャック・ル・コント)のアイディアよ。作品に臨場感を出すために、ディスコでDJがミックスしてるみたいな構成にしたの。とてもクリエイティヴで楽しい試みだったわ」

― 1stシングル「ハング・アップ」では、驚くべきことにアバの「ギミー・ギミー・ギミー」をサンプリングしてますね。
 「子供の頃からダンス・ミュージックが好きで、もちろんアバもお気に入りのグループだった。昔ダンス・スクールに通ってた時もよく彼らの曲で踊ってたわ。いつかアバの曲を使えたらいいなあと漠然と考えてたけど、今回やっとそのアイディアが結実したのよ。まず私がしたのは、マネージャーに手紙を持たせて(アバが住む)スウェーデンに派遣すること。現地で直接私がいかに彼らの音楽を敬愛しているかを伝えたのよ。もちろん全部本心だわ。(メンバーの)ベニーとビョーンはすぐには同意してくれなかった。彼らは今まで、自分たちの音楽をサンプリングさせたことがなかったの(註:フージーズが「ランブル・イン・ザ・ジャングル」でアバの「ザ・ネーム・オブ・ザ・ゲーム」を使用している)。でも幸せなことに彼らは許可してくれたわ」

― 本作に収録されている、あなたのキャリアを語る上で重要だと思える曲「アイ・ラヴ・ニューヨーク」について教えてください。
 「18歳の頃からニューヨークに住んでたわ。ニューヨークに上京してから、本当の意味での私の成長が始まった。自分が何をしたいのか、アーティストになるとはどういうことなのか、そのために払わなければいけない犠牲とは何かとか、色々なことを学んだわ。確かになかなか厳しい時代だったかもしれない。けど、そういう経験をした土地はけして忘れないものよ。他の場所にはないニューヨークへの愛着をこの歌に託したの」

― ところで、(落馬して)骨折した腕は大丈夫ですか?
 「お陰様で、予想より早く回復してるわ。でも「ハング・アップ」のPVを撮影した時かなり激しく踊る必要があって苦労したけど、結果的には素晴らしいPVに仕上がったわ」

― イギリスでの生活、また夫(ガイ・リッチー)や子供たちとの生活はいかがですか?
 「残念ながら、子供にとって私はかなり厳しい母親みたい。テレビを観るために夜遅くまで起きることは許さないし、好きなだけキャンディを食べるのもダメ。あと、学校がある時期はロンドンにいるけど週末や夏休みは田舎にいるの。もともと私は都会派だから、もし夫と結婚してなければ田舎で過ごすなんてこと絶対になかったわ。でもその場所は美しくてステキで、本当に素晴らしいところなの。それに私が自然体でいられる平穏な土地なのよ」

― 20年以上の長きにわたり、あなたはショウビズ界のトップを走り続けてきました。それについてはどう考えますか?
 「キャリアを重ねながらクリエイティヴになるべき道を見付けなければならないし、自分がしたいことをするための自由も持たなければいけない。それにマーケットが望むものに気付かなければならないし、人々の嗜好にもアンテナを張る必要がある。とにかく進み続けなければいけないのよ。確かにたくさんの競争が存在するけど、私はそれをかろうじてくぐり抜けてきたんだと思う」

― 今現在の自分自身についてどのように考えますか?
 「私の仕事はセルフ・ポートレイトを描いているようなもの。人々は私を様々なカテゴリーの中に置きたがるわ。例えば“マテリアル・ガール”だったり“セックス・シンボル”だったり。自分の実像とは間違いなく矛盾してる。でも私はそういう矛盾を愛してしまっているの。それは神秘的なものなのよ。常に、全く違う人生が進んでいるような感覚だわ」●

(このインタビューはオフィシャル・インタビューを独自編集したものです)



2年半ぶり、キャリア通算11作目のオリジナル・アルバム『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』を11月にリリースしたマドンナ。
彼女が来日し、12月7日(水)東京国際フォーラムにて300人の記者を前にPR会見を行なった。12年ぶりの来日となる。
会場の天井に取り付けられたディスコ・チックなミラーボールがキラキラと光を乱反射させる中、司会クリス・ペプラー氏の紹介に合わせ“クイーン・オブ・ポップ”ことマドンナが颯爽と登場。写真撮影に続き、日本各所から詰め掛けた記者たちから次々と質問が投げ掛けられた。まず日本の印象について質問されると、「また日本に来られて嬉しいわ。来てから日本食しか食べてないのよ。このアルバムの中で“ゴメンナサイ”という言葉が出てくるけど、私の(お抱えの)シェフは日本人だから彼に教えてもらったの」と日本通な側面も見せた。また日本でやりたいことを尋ねられると「子供たちのオモチャを買いに行くつもり。日本のオモチャは世界一ね!」とも。そして話題が今作『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』の内容に及ぶと、マドンナは「アルバムを再生してから終始ダンスできるような作品に仕上げたかった」と答える。また「次は映画監督にもチャレンジしたい。ラヴ・ストーリーだけど人々にインスピレーションを与えられるような映画を撮りたいの。そのサントラも制作できたらいいわね」と才能豊かな彼女らしい発言もあった。 和やかなムードの中で進行した小1時間ほどの記者会見。その最後には「来年の夏の終わり頃から日本も含めた大々的なツアーを行なう予定」という嬉しいコメントも聞けたので、
楽しみに待ちましょう!



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